Winner 2025
ビギャンシャーラ・インターナショナル
日本経済新聞社は、第5回「日経アジアアワード」の大賞を、インドで女子学生への理数系(STEM)教育に取り組む非営利団体「ビギャンシャーラ・インターナショナル(VigyanShaala International)」に授与することを決定しました。
同団体は、実験機器を備えた科学ラボの設置に加え、オンライン授業と対面支援を組み合わせた教育モデルを展開し、教育機会が限られる農村部の女子学生にも実践的な学びを届けています。さらに、国内外の科学者や技術者らによるメンター制度を整え、学習から進路形成まで継続的に支援しています。
インドでは人口の多くが農村部に暮らし、特に女子学生のSTEM教育へのアクセス格差が大きい状況にあります。ビギャンシャーラの取り組みは、こうした地域に新たな学びの道を開き、将来のキャリア構築を後押しするものです。これらの活動は地域社会の発展に寄与し、アジア全体の持続的な成長にもつながると期待されています。
ダルシャナ・ジョシ共同創業者(中央)
Asian
Innovation
アジアと世界を変える
「アジア発」のイノベーション
日経アジアアワードは日本経済新聞社が主催し、アジアの多様な価値観を踏まえた「アジアの視点」で、アジアや世界の変革を促して自由で豊かな経済社会の実現を後押しする「アジア発のイノベーション」を表彰する事業です。
アジアの出身者・在住者が主導しアジアでスタートした活動で、新規性・革新性があり、地域の活性化や生活の向上など自由で豊かな社会づくりにつながるものを対象とします。1996年から実施していた「日経アジア賞」は第25回の受賞者発表をもって終了し、代わる事業として「日経アジアアワード」を2021年に創設しました。
審査体制
アジアの多様な視点を審査に反映させるため、日本を含むアジア各国の有識者約10人から成る「アドバイザリーボード」を設けます。民主主義や自由主義、市場経済といった価値観を共有する国・地域の組織から有識者をメンバーに起用します。
メンバーは日経の選考委員による一次選考を通過した候補者(被推薦者)を評価し、意見を表明します。同ボードの意見や助言を踏まえて、日経の選考委員が選考委員会で討議して受賞候補者を内定、同ボードの承認を得て受賞者を最終決定します。
Who's Next?
from Asia to the World
本サイトを通じ候補者を幅広く募集します。
自薦は認めていません。
